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2011年度 第3回県民啓発講座 実施報告
3月10日(土)、三重県人権センター多目的ホールに約130名の参加者が集まり、2011年度、第3回目の県民啓発講座は、シンポジュウム「大災害に備える 障がい当事者からの声 〜講演会&研究会活動報告&パネルディスカッション〜」と題して、シンポジュウムを開催しました。
当日は、報道関係者の取材も多数あり、テレビや新聞などで、本講座の様子や内容を取り上げていただきました。
講演会 演題「3,11に障がい者が置かれていた(いる)現状について」
      講師 水谷 真さん(社会福祉法人AJU自立の家)

 ・研究会活動報告
  「災害時においても障がい者への合理的配慮が確立される
  三重をつくる研究会」の活動の経緯について
 
・パネルディスカッション
 コーディネーター
    脇田 愉司さん(三重短期大学)
 パネリスト:松田 愼二さん(ピアサポートみえ)
    山根 一枝さん(三重県自閉症協会)
    赤塚 英昭さん(ピアサポートみえ)
    名古 弘子さん(鈴鹿市聴覚障がい者ピアカウンセラー)
    森本おりえさん(津市障がい者相談支援センター)
 コメンテーター
    水谷 真 さん(社会福祉法人AJU自立の家)
    山本 康史さん(みえ災害ボランティア支援センター)
3月10日 県民啓発講座 参加者意見・感想
講演会&研究会活動報告&パネルディスカッション
@ 3.11以降、大災害に関する講演会は多数参加したが、当事者からの生の声を聴かせていただいたのは初めてだった。障がい者の支援、生活、生きることに関して当事者抜きで決められていることばかりだと、改めて感じた。そういう意味でも、大きな価値のあるシンポジュウムだった。何を備えるのか…個人の備えはもちろん、やっぱり社会のシステム、地域のシステムが必要と痛感した。そのために多様な視点からの意見を集め、共に検討し、その中に必ず障がい者が参加していることが必要だと思う。そのためには、当事者が主体となり、自ら社会のシステムづくりに参画していくことが重要であり、そのための支援もまだ必要だと思う。備えるには、日頃の人とのつながりが大事とどの方も発言された。コミュニティーが崩壊している現状で、それをどうするか課題は大きい。このシンポジュウムを出発点として、三重におけるシステムづくりの進捗状況を広く発見していただき、継続して共有をしていただきたい。また、知的障がい当事者の声を是非!! 良いシンポジュウムに参加できて良かった。ありがとうございました。
A 避難所内で必要なマットを受け入れる事ができなかった話を重く受け止めました。合理的配慮が権利であるというもう一面、受けとめる方が義務感をどう育てて行くのかが大切だと思いました。これらは非常時の問題ではなく、平時の延長としてとらえるものであると思っております。平時にできないことが非常時にできはしないと思います。
B 要約筆記のサークルのメンバーです。私たちは、難聴・中途失聴者の方へ要約筆記を通してコミュニケーション支援をしています。11月下旬の研修会を報告させていただきます。夏から難聴・中途失聴者の方へアンケートをとり、災害時に何が困るかなど調べました。また、県内各市町防災課へもどのくらい訓練や支援対策の取組をしているかアンケート形式で調べました。災害拠点病院とはどのようなものか、マスコミ(NHK・三重テレビ)がどのような対応をするか。字幕放送の取組はどうか。等々研修会に向けて調べ、報告会を催しました。市町からの統計はお礼の挨拶とともにまとめて戻させていただきました。今日は、聴覚障害者だけでない多様な障害のある当事者から話が聞けて良かったです。
C 職場で被災地に行った人がいて、報告を聴いても障害者の現状は分からないといったことでした。その為、本日の講演会にとても興味を持ちました。普段の報道だけでは聞けないことが聞けてとてもよかったです。災害に対する意識が低かったなと改めて反省しました。水谷さんのお話は盛りだくさんでもっと聞きたかったと思いました。社協の職員としてもっとできることがあるのではないか。社協力の役割では何が求められているか。もっと聞いてみたかったです。
D 私は障がいのある息子と一緒に参加させてもらいました。東日本大震災の家族の報告を聞いて、多分私も避難所では、生活出来ず、家に戻ると思います。なぜなら、障がい者対する知識が、私の住んでいる所では薄く、障害者のグループホームを建てる計画があがりましたが、「障がい者のグループホームは反対。悪影響を与える」とはっきり断られました。そんな方たちと一緒の避難所生活は無理だと思います。母は、10年近く前より車いす生活で、介護施設へ入所させてもらい、いつも避難所生活になったらどうしようと考えていました。父も高齢で、高齢者の避難所生活も無理だと思います。私の肩にはいつも重い心配が乗りかかっています。
E 水谷さんのお話、資料は、具体的な例がよく分かり参考になった。
・「自助」「共助」が強調される中、行政の公的責任があいまいにされてはいけないと思う。実際には、震災前から公的な行政の役割が弱まってきており、根本的な国のあり方として立て直しが必要であると考える。障がい者、高齢者、低所得者対策の基盤を強めて行く必要がある。
F 災害ボランティアに行こうと思いながらも仕事の都合がつかず実現できていないのが残念。今回参加して、いろいろな人の声を聞くことができ、今後災害が来たときへの対応等について貴重な学びができた。日頃から、地域で関わっていくこと、人とつながっていくことをこれから大事にしていきたいと思う。自己啓発のためにも有意義な時間をありがとうございました。
G 研修会の存在と提言を有意義に感じる。福祉避難所がユニバーサルな存在になることを望む。山根さんたちの活動姿勢に学ぶところが多いと思う。
H 今回の大震災を障がい当事者の視点でとらえ直す貴重な時間でした。中味の濃いパネルディスカッションで良かった。
I 今日は貴重な話ありがとうございます。聞いて思ったことは、家から安全な場所までの移動の仕方をどうするか。ということをもっと聞きたかったです。
J 良い話でした。小中学校をバリアフリーにしなくてはいけないと感じました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
2011年度 第3回県民啓発講座
シンポジウム 大災害に備える 障がい当事者からの声
講演会&研究会活動報告&パネルディスカッション
研究会発足の経緯
東日本大震災は未曾有の大災害となり甚大で広範な被害をもたらしました。今後の防災対策に向けて、被害想定の見直しや津波対策の充実、東海・東南海・南海の三連動地震への取り組みの強化などが迫られています。特に避難経路や避難方法の確立、避難所において高齢者や障がい者など要援護者に配慮した適切な支援の在り方などの重要性が叫ばれています。(財)反差別・人権研究所みえでは、2011年6月、当研究所の障がい者問題研究会が、障がい当事者、障がい者親の会、支援者によびかけて「災害時においても障がい者への合理的配慮が確立される三重をつくる研究会」を発足させ、東日本大震災で明らかになってきた問題と課題をもとに会議を重ねてきました。今回のシンポジュウムを通して、広く県民のみなさんと防災対策の課題を共有し、大災害時にみんなが確実に避難できる体制づくりの確立に向け提言することで、県や市町の防災対策に寄与していきたいと考えています。
日程・内容
講演会 演題「3.11に障がい者が置かれていた(いる)現状について」
水谷 真さん(社会福祉法人AJU自立の家)
研究会活動報告 「災害時においても障がい者への合理的配慮が確立される
みえをつくる研究会」の活動の経緯について
パネル
ディスカッション
コーディネーター
脇田 愉司さん(津市立三重短期大学)
パネリスト(予定)
松田 愼二さん 山根 一枝さん
赤塚 英昭さん 名古 弘子さん
森本 おりえさん 順不同
コメンテーター
水谷 真さん
山本 康史さん(みえ災害ボランティア支援センター長)
日 時 2012年3月10日(土)
開 場 12: 30 スタート:13 : 00 終了予定:16:30
場 所 三重県人権センター多目的ホール(定員200名)
津市一身田大古曽693-1
主 催 財団法人 反差別・人権研究所みえ
共 催 三重県知的障害者育成会 三重県自閉症協会
NPO法人ピアサポートみえ NPO法人ステップワン
 後 援 三重県 三重県教育委員会 三重県市長会 三重県町村会 津市
津市教育委員会 三重県社会福祉協議会 三重県身体障害者福祉連合会
三重県視覚障害者協会 三重県聴覚障害者協会
三重県人権教育研究協議会 津市人権・同和教育研究協議会 三重県教職員組合
その他 入場無料
要約筆記、手話通訳あります。
赤外線補聴システムの受信機(5名分)あります。
交通案内  津駅西口から 三重交通バス夢が丘団地行き(看護大学夢が丘線)
津駅西口発 <12:40発 があります。>
「人権センター口」バス停下車。約100m
地図

参加票にお名前等をご記入の上、FAXまたはメールアドレスにてお申し込みください。
<FAXの場合> → 申込用PDFをご使用下さい。FAX番号:059−233−5526
<メールの場合> → 件名: 第3回 県民啓発講座の参加について
@ 名前 A 電話 B 所属など(又は、お住まいの市町) をご記入下さい。
宛先 担当:川本 伸司 宛 メールアドレス:kawamoto@kenkyu-mie.or.jp
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